劇遊び月組
2017年3月31日 |
月組さんの劇は、A組B組ともに、「ももたろう」です。
うらしまたろう、きんたろう、と共に、お話に親しみ、歌も歌ってきた月組さん。
「ももたろう」は、今の月組さんそのもの。
おじいさんとおばあさんに愛情を注がれて大きくなり、
「鬼ヶ島へ」鬼退治に行きたい!と、自立していく。
心配でたまらないおじいさんとおばあさんが止めるのもふりきって。
おじいさんからは勇気と強さを象徴する刀を、
おばあさんからは愛と優しさを象徴するきびだんごを、
携えて、きびだんごを分け合いながら仲間を増やしていきながら。
もうすぐ一年生!周囲の人々から愛と勇気をもらって、友だちを増やしながら、歩み始める。
そんなみんなにぴったりの劇です。
さあ、見てみましょう。
いろんな役を決めるときも、「どうしても、この役がいい」と主張した子、
「どうぞ、ぼくはこの役でもいいよ」と譲ってくれた子、
どちらも大切な心の働きです。
みんなで鬼が島をめざして。
鬼さんたちの演技も脱帽でした。
お酒を飲む荒々しさ、やりたい放題の場面も、とても上手。
さあ、鬼退治。
心優しいおじいさん、おばあさんも一緒に。
最後は、和太鼓のばちをもって、たのしいおゆうぎ。
メリハリのある動きはさすが。
劇が終わってからも、劇の大道具小道具を使って、ずいぶん長いこと楽しんだみんな。
きっと、ずっとわすれないことでしょうね。
次は、月B組の「ももたろう」
A組さんと、演出の方法や挿入音楽が違い、新鮮に楽しめました。
おばあさんが川で洗濯しているところに、いろんな野菜が流れてきて
いよいよ桃が。
そして、うまれたももたろう。
勇敢に進んでいくももたろうに、次々に仲間が増えて、心強くなっていきます。
さる、いぬ、きじ・・・。
にっぽんいちの旗を先頭に。
さあ、鬼ヶ島はどんなところでしょうね…。
怖ーい鬼さんたちの登場です。
(本当はかわいい鬼さんたちです)
「つよいなー」
「まだまだー」
両者譲らずの戦いが続きます。
鬼さんとももたろうの戦いモおわり、勝ち誇って、宝物を取り返し、帰っていくももたろうさんたち。
「ばんざーい」
さあ、終わりはこちらも太鼓のばちをもって、勢いよくフィナーレ。
すこし難しい動きもなんのその。
たのしい劇の思い出を大切に。
ももたろうのように勇敢にかつ仲間を大切に愛をもって突き進む、みんなの前途に幸多かれ!
そんな気持ちで、月組さんみんなにエールを送りたくなった、そんな劇遊びでした。
お家の方々、ご参加ありがとうございました。